2008年9月9日火曜日

[コラム]結納金について

「結納金ってどういう意味合いで贈るの?」
という問いを一番最初にしておくべきだった。

と、後になって分かった事があったので、せっかくだからメモしときますー。

四国の実家の風習では、
「新郎新婦の新居は、新郎側の親が用意して、
 家具は、新婦側の親が用意するもの」という大前提があって、
「家具を全て用意するのはさぞ、大変でしょう。足しにしてください」
という気持ちから結納金をお贈りするのだそうだ。

しかし、この大前提が共有されていないと、両家のやり取りは非常にちぐはぐなものになってしまう。
「結納金」という言葉には、
「嫁に来てもらえる事への家へのお礼金」などの意味合いを持っているのが東京では、一般的のようです。
加えて、私たちの結婚の場合では、
式も披露宴も新居に関してもできる限りの事は、自分たちでやろうという元に話が進んでいるため、
新居を用意するとか家具を用意するとかは基本自分たちでやるって感じなのでした。

という両家+新郎新婦の考え方ってのがチグハグしてて、
そこの認識をあわせるのに時間がかかってしまった感じでした。

最初に書いた通り、「結納金ってどういう意味合いで贈るの?」の一言で、
結納金というモノの考え方を再定義しておけば、多少ショートカットになったかなと思います。

これは、結納金に限った事ではなくて、
辞書や、インターネットに書かれている結納金の意味をそのまま取ってしまうと、
両親との認識が違うまま進んでいくという事がありそうです。
うーん、気をつけねば。

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